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ながのひむかいこんにちは


by SUWANAGANO

残暑お見舞いで嬉しいお便り


灰色白色水色の各色が混じる蓼科の朝です おはようございます
本日はお天気が下り坂だと昨日の天気予報は伝えていました
窓をあけなくともすっかり朝は涼しい季節となりました
過ぎ行く夏を少し寂しく想い
それでもまだ暑い日があるのかなあと
あれこれ思いをめぐらせます
山吹が咲き始めました
春の山吹はレモン色のような鮮やかさ、若葉の黄緑もみずみずしく
秋の山吹は、秋を迎える準備で、葉は夏の暑さで焼けてしまったり
葉を落とす準備で茶色に変わったりしている中
なんとなく、山吹の花は、本来の山吹色と呼ばれる色に近いような気がします
でも
山吹の季語は、春、なのだそうです

子供の頃は、秋のお彼岸の時に、祖父母のお墓にお参りに行った後
山の自生する山吹をかかえるほどに摘んで遊んでいたのですが
今年の我が家の山吹は、もう咲き出し
今年の秋も、周りを見渡せば、少しだけ駆け足でやってきているような感じもします

昨日の夕方も、すっかり照らす陽の光はオレンジ色になってきて
涼しいから少し冷たい風にふかれながら
ポストをみたら、嬉しい残暑お見舞いのお葉書がはいっておりました

今の季節、メールでご挨拶も多くなり、葉書を自分もださなくなっている今日
トンボの写真に、お気遣いいただく文章と
晩夏を歌った俳句が一行
なんと粋なのでしょう、と、夕焼けのなか、葉書を何度か読み返しました

メールや封書とはまた違い
四季折々に伝える葉書は
なんとも日本人らしい奥ゆかしい美しい心遣いだなあと思います
残暑お見舞いにかぎらず、暑中お見舞い、寒中お見舞い、などなど
四季を敏感に感じ取り、お元気ですか、私はどうにか元気です、と、
押し付けることなく、自分の報告と相手を気遣う繊細な季節の移り変わりを
俳句を添えて届いた葉書は
なんとも美しく嬉しいお葉書でした

いえ、私のここにも登場いたします、大師匠、ブログ更新されている木偶の雑談のoguchiさまから
届きましたお葉書で
こういう繊細なお心遣いから、すぼらでただポカンと空を仰いで一日終わってしまうワタクシは
見習わなければならないのです

嬉しかったデス 89歳にして、俳句と写真を挿入したパソコンで作成された
それは美しい残暑お見舞いですよ
すばらしい、の、ひとこと
自分がogushiさんと同じ年になったとき、同じように、文明の力をこれだけスマートに使いこなせることができるのか

今、情報社会とか、ネット依存とか、パソコンによる無機質なる世界への警鐘とか
色々といわれてはおりますが
高齢者の方々が、硯に筆を落とすのと同じようにパソコンを使っていることは
これからの情報社会への指針のひとつとして、示し続けてくださっているような気がします
感謝ばかりです

写真は、朝ではありますが
昨日の
夕焼け時の庭の山吹と、すぐ近くの最後の太陽を見上げるヒマワリ畑
涼しくなった夜風あたりながら、ベランダで虫除けに焚いたアロマキャンドル

まだまだ暑さ厳しい日も続く地方もあると思います
温暖の差が激しくなってくる信州です

どうぞお身体ご自愛くださいませ

さて、本日もがんばりましょう!

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by suwanagano | 2009-08-21 07:00