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Fuwari_fuwari ふわふわり suwa.exblog.jp

ながのひむかいこんにちは


by SUWANAGANO

パソコンとかネットとかの普及とともに ひとりごと


晴れのち曇りの蓼科
昨日も夕方、豪雨があり、落雷もあり、一瞬の停電もあり
あわててパソコンの電源をおとしました

今、学生からの連絡は、携帯メールとなっています
ゼミの場合、欠席する際は、必ずゼミ長に連絡をすること
ゼミ長から、本日はだれが休みます、という報告をうけます

6-7年ほど前でしょうか
当時、学生の間に、携帯メールがはやりだしました
朝から昼から夜から携帯電話にしがみつき、私への連絡ひとつも携帯メール

当時は、私、携帯メールが届いても、返信することもなく
電話にて連絡がないと、メール連絡はすべて却下していました

それから、急速に携帯メールは普及し
いまや大人も子供も携帯メールでの連絡が当たり前になっています
私も、ゼミなどへの一斉連絡は、携帯メールなど、非常に便利なツールになっています

ただし
なにか、重要な知らせ、とか、質問、また、ぶしつけな質問などにおいては
無視、または、きちんと会って連絡してください、または
メールでそういう話はすべきではないでしょう、という返信をしています

インターネットの世界、文書作成の世界においても同じことがいえるでしょう
笑い話で
先日、とある書店で、面白そうな書籍があったので、題名だけで書籍を購入してきましたが
帰宅後、内容をみると、あれ? 数年前の機種が掲載されているじゃない、、、
発行年月日が2年ほど前の書籍であったのでして

電子書籍がとりあげられている時代
世界有数の新聞社も発行部数の減少に、企業売却を余儀なくされているところや
ネットでの有料サービスなど、電子化の波は、多くの分野で発信方法の変革をする時代となっています

一週間に2-3回しか見ることができませんが
NHKの朝の連続テレビ小説がなかなか面白く、マンガが好き、という事もありますが
紙芝居、貸本業、の、衰退の様子も流れる小説は
情報発信ツールの変化によって、本屋さんという業種も、非常に大きな波をうけて変化しているのだなあと、しみじみ思う次第です

近い将来、図書館も、電子書籍を閲覧する時代になるのでしょう
紙をめくり、本を読む、という時代も、少なくなってくるのでしょう

私が、20代前半、通信というものに一時期はまっていたことがありました
当時は、もちろんアナログ回線で、夜中、自宅の電話線をパソコンにつなげて、一晩中、通信網につなげて、チャットしたり、掲示板を見たり
当時の睡眠時間は、2-3時間だったと思います
それでも、楽しかったですし、夢中になっていました
ところが、ある日、当時は従量制でありましたので、両親から、電話代が10万円を超え、こっぴどく怒られたことがありました
夜中になにやってるの! そんなものにしがみついて、あなたパソコン中毒よ!
などなど
散々怒られた笑い話の思い出があります

ただ、その痛い経験によって
自分は、今仕事をしている多くの知識を、通信から学ぶことができ、多くの見知らぬ掲示板への書き込みから、新しい技術を知ることができ、そして、雑学も共に知ることができ、今に至っているものがあります

私は、伯父伯母の年齢が幅広く、結果、はやい従姉の子供、おいっこにも、はや子供が生まれる時代になりました
ひとりのおいっこの子供が2才になりまして
数ヶ月前、一緒に車に乗ったとき、その2才の子供は、車の中を見回して、カーナビに強い関心を示しました
「これはね、カーナビゲーションシステムというのよ」と話したのですが
彼は、タッチパネルを指でふれながら、「カーナビゲーション」と、面白そうに話したのです
まだ、かたことの言葉しか話せない彼が、携帯電話に興味をもち、触れたことのない機種を、いじって、そして、テレビを放映させて笑っておりました

紙という媒体は、宗教の普及を目的として発明され、それが情報交換の媒体として進化し、産業革命がおこり、しばらく時代は続きました

電子化、ネット化、そうはいっても、まだまだ普及しはじめ30年足らずの出現であるものの
飛躍的な進化をとげていますし、まだまだ、この波は加速しそうです

人が生まれて死ぬまで100年とみても、まだまだ電子化の時代は始ったばかり
また、新しい文明、技術は、往々にして、悪きし物と一般的に言われている物から進化をとげてもいくのも事実 そこに、後から法整備なり、環境整備が行われていっているのが現状です

おもいきり怒られた通信も、いまや、定額制、光通信の時代にさえなってきています
すばらしい情報機器ではありませんか


あえて書きながらも
実は、私は、今年から、講義のなかで、2つの講義だけは、全員手書きのみのノート作成を義務付けました
出席は、手書きのノート記載のみ認定、その時間の講義内容を、まとめていってください、というものです
教科書は、市販の書籍とパソコンから映し出す資料
それを、学生さんたちは、必死にノートに書き留めています

理由は簡単なこと
不正コピーができない
内容をいったん頭で理解させ、それを違う媒体に写し取るという面倒な作業をあえてさせるということ

文書作成ツールは、確かに便利であり、効率的ですが
たとえば私がここにこうやって記事を書いていたとしても、ふと読み返して、この行は後にもっていこうと思えば、簡単にコピーペーストできます
ネットの資料をもとにして、資料作成となれば、著作権さえ、しっかり理解していれば
横の画面に資料を表示させて、内容をタイピンして、この部分は、URLなになにから引用、と、書けば、簡単に資料が作成できます

昨年、手書きとタイピングと、はたして、どちらが記憶にとどめていくことができるのか
学生さんたちの行動、試験、などを観察させていただきました

面白いことに、記憶に関しては、今どきの学生さんたちは、手書きも、タイピングも、あまり差がなくなってきているのです
手で書くから記憶できる、の、私の持っていた神話はもろくも崩れていってしまった次第で(笑)

ではなぜ、今年から、手書きのみの授業を受講する事を義務付ける講義をつくったのか
理由は簡単
彼らは、単位を取得したいのです 単位を取得するには、成績がよくなければいけない
成績がよいためには、提示されたレポートに関して、すぐれた内容を記述しなければならない

斜め読みしたネットの文章や、人が書いている授業で使用する書籍などの重要といわれてマーカー引いた文章を、タイピングして、マウスをつかって、移動したり、削除したりすれば、そこそこのレポートは完成します
読む、マーカーをひく、タイピングする ですね
書くという行為は
読む、マーカーをひく、記述する、そして、レポートとして、タイピングする

動作が一回多いのです つまり、一回無駄な事をしてください、もう一回、最低同じものを見なければレポートは作成できない、という流れを
今年は、2つの講義にとりいれました

無駄なことは、無意味であることとは、少し違います
別に、鉛筆で、手書きでなくともよいのです
タブレットに、手書きで紙のように書いていくことができる媒体が、全員に普及していれば資源の省力化にもつながります
ただし、手書きの文字を自動認識して、成形された文字になるような機能は、そこにはいらないでしょう
反復練習、の、応用です

また、ネット依存症、ネット中毒、という言葉もいまだに聞かれるこの時代
私も、暇ならば、パソコンをつけ、音楽きいたり、情報みたり、ゲームしたりして遊んだり、仕事したりしています
学生にも、そういう子は多いのも事実
ただ
現実の、日々暮らす生活が、楽しかったり、忙しかったり、刺激的であるほどに
パソコンから離れる時間も多くなると思います
暇な時間がおおいほど、なんとなく、パソコンに触れる時間も多くなり
もしも、ですが
もしも、ネット依存と自覚する子供さんがいるのなら
環境が、少し甘い生活になっているのかもしれません
ネットにのめりこんでもよし、善悪を判断できる思考回路さえあれば
大人ですから、なにをしていてもよいでしょう
ただ
働かなくて、ネットの前にしがみついていられる環境は、是正するのが親御さんの姿勢かもしれません
短大、大学卒業したら
最低限、自分の暮らす電気水道高熱費、食費は、家にいれてくださいと
服を買いたかったら、自分で買いなさい
遊びにでかけたかったら、おこづかいは自分で工面しなさい

最低限の生きる力、それには、やはりお金が必要で、そのために、働く、という事ができれば
やむ得ずでも、働きにいくのではないでしょうか

とも
思います

卒業生でも、就職がままならず、の子も多くいます
ただ、何もしないでも生活していける、という恵まれた環境の子供は、そうそう多くもなく
仕方ないバイトするか、仕方ない仕事するか、という子も多くいます
アルバイトでも、派遣でも、働くということは、大事なことと思います



ひとりごとです ご参考になりましたでしょうか

ちなみに、私、当時の十万円を超える電話代は、親に怒られたものの、踏み倒してしまいました
(笑)
現在、やっと、自立して生活していけるまでになりましたが
会社をやめて、独立して、5-6年は、親元にいたからこそ生きてこれたという、仕事しても全部支払いに回るは、赤字になるは、の状態が数年続きました
スポンサーの両親がいなかったら、今という自分はいなかったと思います
そして、食費をいれなさい、と、言われつづけ
お金ないのに食費をいれていたのですが、それが、実は、母はすべて私の口座をつくり、貯金してくれていたということは
ここ2-3年、満期のお知らせが手元に届き、初めて知った事実でした

お金というと、なんだか、汚いとか、いやらしい、とか、思う方も多くいると思いますし
私自身も、すぐお金、という事は嫌です
しかしながら、お金がなければ、生きていく事はできません
それが、収入よりも支出が多い状態であれば、それをバックアップしてくれるのも親であり
その親が居ない人や、親がバックアップできる余裕がない経済状況の子供さんも、この世の中にはたくさん居て

もちろん、生きがい、人生の目標、夢、もありますが
生きていくための最低限の糧として、そんなことを、とうとうと説くのではなく
そのような環境を作り出してあげるのも、親御さんとしてのひとつの姿勢かもしれませんね



えらそーーーーーーーーーーーーなこといって

亡くなった父は天から笑っていることと思います
父には、心配ばかりかけました
親孝行できるかな、と、思った時、残念ながら、天にいっちゃいました

そして、ただいま、私は、母と猛喧嘩の最中、、、、もう一週間話もしてないです

えらそうなこと書けませんね
子供は子供なりの葛藤もあるのです、、、

来週は父の日かな?
どうにか母との冷戦状態を解除しなければなりません 謝るしかないのかなあ

よい日曜をお過ごしください!
by suwanagano | 2010-05-30 10:50